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14日目(23日・両国国技館)
身を包む大きな拍手にも表情を変えず、千秋楽だけを見つめた。大栄翔が最終盤で単独首位に立った。初優勝の重圧にも、正面から立ち向かっている。
けれん味のない突き押しが持ち味の力士同士の一番。ベテランの玉鷲相手に正面からぶつかった。「立ち合いが勝負。先に攻め続けよう」。のど輪の応酬となったが、じりじりと攻め立てる。俵に足を掛けた玉鷲に盛り返されるも、「流れで反応できた」とすかさずはたいた。土俵に一本残した…
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