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兵庫県三田市東部の山あいにある高平地区と市南部のJR三田駅を結ぶ路線バスを活用し、乗客と一緒に農産物を運ぶ「貨客混載」の実証実験が始まった。乗客減少に悩むバス会社と、高齢化で農産物を遠くまで運べない生産者、商品の補充がなく午後からの品薄に悩む直売所の3者が手を結び、それぞれの課題を一挙に解決する「一石三鳥」を目指す。【稲田佳代】
実証実験を始めたのは、神姫バス(姫路市)の三田―小柿線。高平地区と市中心部を結ぶ貴重な交通手段だが、近年は人口減に加え、新型コロナウイルス感染拡大による利用者の減少で赤字路線となっている。
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