恩師も「鼻が高い」 生粋の埼玉っ子の大栄翔、地道な努力で初優勝

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
小学校高学年の大栄翔(右)=朝霞市相撲連盟提供
小学校高学年の大栄翔(右)=朝霞市相撲連盟提供

 大相撲初場所で西前頭筆頭・大栄翔(27)=本名・高西勇人、埼玉県朝霞市出身、追手風部屋=が初優勝し、埼玉県出身力士として初めて賜杯を抱いた。埼玉栄高から、埼玉県草加市にある追手風部屋に入門した生粋の「埼玉っ子」が、一度は離れかけた相撲の道で地道な努力を実らせた。

 大栄翔が相撲を始めたのは小学1年生の時、地元の「朝霞相撲錬成道場」に通い出したのがきっかけだった。周囲の児童と比べて格別に大きな体だった大栄翔に目をつけたのが、1967年に道場を開いた高橋昭二郎さん(93)だ。大相撲の元幕下力士だった高橋さんは、スポーツが盛んな埼玉では野球やサッカーを選ぶ子どもが圧倒的に多い中、何度も自宅を訪れて勧誘を重ねた。

 道場に通い始めた大栄翔を「黙々と稽古(けいこ)していた姿を思い出す」と振り返る高橋さん。「大人の話を素直に聞いていた。子どもは練習の合間に遊び出してしまうのが普通だが、一人でもすり足やテッポウなどをしていた」と目を細める。

この記事は有料記事です。

残り429文字(全文847文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集