「賜杯があんなに重いとは」 大栄翔、苦手・隠岐の海相手に堂々「自分の相撲」

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初優勝し八角理事長(手前)から賜杯を授与される大栄翔=東京・両国国技館で2021年1月24日、西夏生撮影
初優勝し八角理事長(手前)から賜杯を授与される大栄翔=東京・両国国技館で2021年1月24日、西夏生撮影

 大相撲初場所千秋楽は24日、東京・両国国技館で行われ、西前頭筆頭・大栄翔が隠岐の海を降し、13勝2敗で初優勝した。

角界にまた一人、看板力士誕生

 初めて腕に抱いた賜杯に、「あんなに重いものだと思っていなかった」。新型コロナウイルス感染拡大による影響から横綱・白鵬を含めた多数の休場者が出た異例の場所で、大栄翔は、ひときわ重い優勝の味をじっくりとかみしめた。

 最後まで、自分の相撲を貫いた。8勝10敗と過去の対戦成績で下回る隠岐の海を前に、仕切り線で先に両手をつき、堂々と待ち構えてから一気に出た。「自分の相撲を取りきるしかない」。頭でぶちかまして左、右、左、右と休まず突っ張り続ける。のど輪で追い詰め、最後は腹をひと突き。相手が土俵下に落ちたのを見届けると、肩をいからせてきびすを返し、万雷の拍手の中、静かにうなずいた。

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