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バイデン政権誕生、米中どうなる すれ違う「利益」緊張続く 東京大大学院教授・川島真さん

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川島真 東京大大学院教授
川島真 東京大大学院教授

 米国のバイデン新大統領が就任し、注目されるのが米中関係だ。トランプ前政権時代は中国を脅威と捉え、強硬姿勢が目立ったが、新政権では対中外交に変化はあるのか。中国の習近平国家主席の出方は? 2大大国の行方について、東京大大学院教授でアジア政治外交史が専門の川島真さん(52)に尋ねた。

 「長期的に見て、米中同士が直接的、限定的な軍事衝突を起こす可能性はあり、その点、バイデン政権も例外ではないと思います」。川島さんは、いきなり刺激的な見方を口にした。

 何が軍事的行動に向かわせるのか。その要因となりそうなのが、中国から見た「核心的利益」や内政干渉の問題だ。例えば、香港では2020年6月に中国が国家安全維持法を施行し、今年1月6日には民主派50人以上を逮捕するなど中国は自らに批判的な人々への圧力を一層強める。「米国にとって香港問題は人権問題であり、民主主義の原則に基づいて批判します。一方の中国は、台湾などを領土と主権を巡る『核心的利益』と捉え、自…

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