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関東初のコミュニティー財団として2012年に設立された「ちばのWA地域づくり基金」。主に個人や企業、団体からの寄付を地域の課題解決に取り組むNPOなどに分配し、活動を支える。コロナ禍で格差や貧困の問題はさらに深刻化し、NPOによる支援がより重要になっている。専務理事の志村はるみさん(53)は「こうした支援団体をしっかり支えられる地域でありたい」と願う。
同基金は、NPO活動が活発化する中、認定特定非営利活動法人「ちば市民活動・市民事業サポートクラブ(NPOクラブ)」が生協の寄付を元に運営していた基金を活用し、支援の輪をさらに広げようと設立された。志村さんは当時、NPOクラブ職員として業務を担当していた。これまで、児童養護施設入所児の就労支援や生活困窮家庭の子どもの学習支援など、子ども・子育て▽高齢者・障害者・生活困窮者▽地域活性・まちづくり▽災…
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