内閣府新庁舎に473億円 「霞が関最後の一等地」に計画 コロナ禍、必要性に疑問も

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
新庁舎の建設予定地。資材置き場として使われている。奥中央が内閣府・内閣官房
新庁舎の建設予定地。資材置き場として使われている。奥中央が内閣府・内閣官房

 首相官邸から財務省に向かって坂を下り、交差点手前を右に曲がるとかなり広い空き地がある。庁舎ビルが建ち並ぶ霞が関では異様な雰囲気だ。官僚たちが「霞が関最後の一等地」と呼ぶこの空間に、新庁舎建設計画が持ち上がっているという。一体、どんな計画なのだろうか。【堀和彦】

 この空間は、首相官邸から東に直線距離で約250メートルほどの地点にある約1万7000平方メートルの空き地。庁舎ビルに周囲を囲まれる霞が関の官庁街の中心部に位置する。現在は付近の工事の資材置き場として使われている。

 2016年の東京都埋蔵文化財センターの調査報告書によると、江戸時代には旗本の屋敷が並び、明治期には元老院議長で日本赤十字社を創設した佐野常民(つねたみ)の屋敷があったという。戦後は民家や企業のビルが建っていたが、現在は空き地の状態が続いている。

この記事は有料記事です。

残り1202文字(全文1563文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集