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新型コロナウイルス対策のワクチン、分からないことだらけである。
にもかかわらず、河野太郎・行政改革担当相の指揮の下、<1億総接種>を急がなければならない――ということらしい。市中感染の急拡大を抑え、医療崩壊を食い止め、新しい時代の扉を開くために。
◇
20日、田村憲久厚生労働相が、米ニューヨークを本拠地とするグローバル製薬企業「ファイザー」との間で、今年中に、約1億4400万回分(約7200万人分)のワクチン供給を受ける契約を正式にかわした――と発表した。
新型コロナが出現した直後の昨春、ワクチンの開発は「1年では無理」と言われていた。それがなぜできたのか。首都圏の大学で研究する免疫学の専門家に聞くと、これには今年のノーベル医学・生理学賞確実とみられる人物が絡む――というから驚いた。
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