野田聖子氏、岐阜県連会長辞任を表明 保守分裂の知事選、「父と娘」の代理戦争

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5選が決まり、東京の野田聖子元総務相(自民党幹事長代行)からオンラインで祝福を受ける古田肇氏=岐阜市藪田南の事務所で24日午後10時51分、大竹禎之撮影
5選が決まり、東京の野田聖子元総務相(自民党幹事長代行)からオンラインで祝福を受ける古田肇氏=岐阜市藪田南の事務所で24日午後10時51分、大竹禎之撮影

 54年ぶりに自民党県連を二分する「保守分裂選挙」となった岐阜県知事選は24日、現職の古田肇氏(73)が県政初の5選を果たし、元内閣府官房審議官の江崎禎英氏(56)ら3新人を破った。江崎氏を擁立した地元政界の重鎮、猫田孝県議(80)と、党幹事長代行で古田氏陣営の選挙対策委員長を務めた野田聖子元総務相(衆院岐阜1区)の「父と娘」の代理戦争は、娘が勝利したが、その野田氏は混乱の責任を取るとして県連会長辞任を表明。激戦のしこりは年内の衆院選にも影響が必至の情勢だ。

 古田氏は24日午後10時45分、岐阜市の事務所で当選報告会を開き、「大変難しい選挙だったが、勝たせてもらった。感無量だ」と支援者に感謝した。5期目の古田氏にとっては同県連重鎮の県議らとの関係修復が急務。分裂について報道陣に問われると「コロナとの闘いを完遂するのが使命との思いで(選挙に)挑戦した。行政と県議会は車の両輪。切磋琢磨(せっさたくま)しながら県民の幸せのため頑張りたい」と述べた。東京からリモートで祝福した野田氏は「一層謙虚な、県民に寄り添う心持ちで取り組んで」と注文した。

 野田氏は1987年に県議に初当選して以来、…

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