首相、「答弁控える」を封印か 「全集中の呼吸どこに」に「指摘受け止める」

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衆院予算委員会で立憲民主党の今井雅人氏の質問に答えるため挙手する菅義偉首相(右)=国会内で2021年1月25日午後4時2分、竹内幹撮影
衆院予算委員会で立憲民主党の今井雅人氏の質問に答えるため挙手する菅義偉首相(右)=国会内で2021年1月25日午後4時2分、竹内幹撮影

 菅義偉首相は25日の衆院予算委員会で、これまでの国会答弁で多用してきた「答弁を控える」「指摘は当たらない」といった語句を使わなかった。その代わりなのか、「指摘を受け止める」という言葉を用い始めた。内閣支持率の下落が続く中、批判の多い表現を「封印」した可能性がある。また、この日の首相はかすれ声で、閣僚に答弁を任せる場面も目立った。首相に言い間違えが目立つ中、与党には首相の「答弁力」への不安が広がっていたが、この日は審議が大きく紛糾することはなかった。

 立憲民主党の江田憲司氏は25日の質問で、首相が昨年の臨時国会で「答弁を控える」などと答えたのは113回だったとした。衆院事務局に依頼した調査結果を示した。首相は昨年11月の同委で、人気漫画「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」で主人公らが用いる呼吸法を引き「『全集中の呼吸』で答弁させていただく」と発言。江田氏はこれに関し「その後、全くそうなっていない。メモの棒読み、紋切り型だ。全集中の呼吸は一体どこに…

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