漫画の原画、精巧な複製で次代へ プロジェクト20周年で記念展 京都精華大

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記念展では原画(右)と「原画’」を並べた展示も。見分けがつかないほどの出来栄えに、原画にこだわる展覧会企画者も「これならOK」と納得するという=京都市中京区で2020年11月17日午後0時2分、南陽子撮影
記念展では原画(右)と「原画’」を並べた展示も。見分けがつかないほどの出来栄えに、原画にこだわる展覧会企画者も「これならOK」と納得するという=京都市中京区で2020年11月17日午後0時2分、南陽子撮影

 時に「鬼滅の刃」のように社会現象になり、世界に知られる日本文化の顔・漫画。その原画の精巧な複製を製作する京都精華大国際マンガ研究センター(京都市中京区)のプロジェクトが、2021年で20周年を迎えた。名付けて「原画’」(ダッシュ)。原画を収集・保存する環境整備が追い付かない中、「もうひとつの原画」は日本を代表する貴重な複製画コレクションとなっている。国内外で開催されるマンガ展が増えるに従い、意義が高まっている。

 「原画’」は紙の変色や汚れも補正せず、余白のメモ書きなどもそのまま再現することから、単なる複製画ではない。日本の少女漫画界を代表する漫画家で京都精華大元学長の竹宮恵子さん(70)が発案・命名し、教授となった翌01年にプロジェクトは始まった。

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