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日本医科大付属病院(東京都文京区)が同大学に在籍する院生の医師に診療行為をさせながら、賃金を適切に支払っていなかったとして、東京労働局中央労働基準監督署から是正勧告されたことが判明した。日本労働弁護団によると、労働に見合った賃金が支払われない「無給医」について、労基署が是正勧告するのは初めてとみられる。無給医を巡っては、文部科学省が2019年に各地の大学病院に改善を求める指導をしており、今回の勧告は他の病院にも影響を与えそうだ。
勧告は1月20日付。関係者によると、同労基署が日本医科大大学院生の勤務状況を調べたところ、…
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