大学病院のタブー「無給医」に切り込む労基署 院生「変わるきっかけに」

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日本医科大付属病院=東京都文京区で2019年3月、江刺弘子撮影
日本医科大付属病院=東京都文京区で2019年3月、江刺弘子撮影

 日本医科大付属病院(東京都文京区)が、同大学に在籍する院生の医師に賃金を適切に支払うよう労働基準監督署から勧告を受けた。実際には勤務医と同様に患者を診察しながら、それに見合った賃金を支払われない「無給医」の問題。労基署は、長らくタブーとされてきた大学病院の慣行に切り込んだ。日本医科大の院生と同じように患者に向き合っている別の大学の院生は、今回の是正勧告について「大学病院が変わるきっかけになれば」と期待する。

 無給医の問題を巡っては、文部科学省が国公私立99大学の108大学付属病院に在籍する医師と歯科医師を対象に、給与(謝金を含む)の支給状況などを調査し、2020年2月に結果を公表した。

 それによると、…

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