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第3部 葛藤/下 五輪らしさ、岐路に 交流と感染防止、探る両立

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スペインのホストタウンである静岡市で開かれたオンライン交流会。市職員(左)の進行で両国の大学生らが互いの近況や文化を紹介した=21日(静岡市提供)
スペインのホストタウンである静岡市で開かれたオンライン交流会。市職員(左)の進行で両国の大学生らが互いの近況や文化を紹介した=21日(静岡市提供)

 「なんとかできるやり方は必ずあると思うので、どうか『できない』と思わないでほしい」。昨年11月、東京都内で開かれた体操の国際大会。リオデジャネイロ五輪金メダリストの内村航平選手(32)は閉会式で、東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて訴えかけた。

 「五輪への試金石」とされたこの大会では、新型コロナウイルスの感染対策が徹底されていた。各国の選手団は日本入国前の2週間、それぞれの国で外部との接触を断った形で事前合宿を張った。入国後は一つのホテルに集められ、競技場に行く以外は外出を禁じられた。関係者を泡で包み込むようにして一般社会と隔離する「バブル方式」と呼ばれる手法だ。

 バブル内での感染防止のためチーム間の接触も制限された。各国の選手団はホテルのフロアごとに分かれて食事も別々。エレベーターには警備員も配置された。競技中もソーシャルディスタンスが保たれ、選手間のコミュニケーションも自粛された。結果として一人の感染者も出さず、内村選手の言う「なんとかできるやり方」は示された形だが、日本体操協会の岩瀬史子常務理事は「コロナ下では、これだけのことをやらなければ、大会はで…

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