習主席「新冷戦は分断招く」と米国をけん制 サキ報道官「中国は我を通している」
毎日新聞
2021/1/26 17:25(最終更新 1/26 17:25)
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米中対立が続く中、中国の習近平国家主席は25日、世界経済フォーラム(WEF、ダボス会議)のオンライン会合の演説で「孤立主義や新冷戦は世界の分断と対立を招く」などと述べ、米国のバイデン政権をけん制した。これに対し米ホワイトハウスのサキ報道官は同日、「中国は内政でより強権的になり、国外ではより強く我を通している」と反論。従来の対中強硬路線に変更はないとの認識を示した。
バイデン大統領の20日の就任後、習氏が国際的な舞台で発言するのは初めて。習氏は「恐れるべきは(国家間の)違いではなく、傲慢さや偏見から文化や文明をランク付けし、自らの社会制度を他人に押しつける姿勢だ」と述べ、人権や民主主義といった価値観を中国に強制すべきではないとの考えを示した。
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