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「大変な時期に」 旭川医大、コロナ巡り学長と対立の病院長解任 関係者に衝撃

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旭川医大の院長解任など一連の騒動について記者会見で謝罪する吉田晃敏学長(中央)=北海道旭川市の旭川医大で2021年1月26日午後3時31分、横田信行撮影
旭川医大の院長解任など一連の騒動について記者会見で謝罪する吉田晃敏学長(中央)=北海道旭川市の旭川医大で2021年1月26日午後3時31分、横田信行撮影

 北海道旭川市の旭川医大病院で起きた突然の院長解任。吉田晃敏学長らは26日に開いた記者会見で解任の正当性を強調したが、古川博之元院長は「結論ありき」と反論した。【渡部宏人、横田信行】

 会見の冒頭、一連の騒動について吉田学長らは頭を下げて謝罪。解任に至る経緯に関係しているなどとして吉田学長に代わり、大学の顧問を務める福田俊彦弁護士が中心に経緯を説明した。

 解任の理由になった運営会議などを無断で録画・録音し、内容を外部に漏えいした点について、院長が否定したが、複数の関係者の証言や目撃で確認できたと説明した。

 新型コロナ患者の受け入れを巡る学長と院長の対立については、院長が受け入れを求めた時点では、感染症対策が十分な専用病床が確保されていなかったと説明。軽症者の受け入れがないことは「市幹部と協議し了解を得ていた」とした。

 その上で、院長が「学内で協議しないまま受け入れを進めようとした」と指摘。学長側の主張に沿った事実認定をした。

 学長の発言を巡っては、文部科学省がパワーハラスメントの可能性があるとして事実確認中。こうした中、一方の当事者の処分に踏み切ったことに記者から質問が集中した。

 福田弁護士は、25日の全学説明会でも出席者から「拙速ではないか」との指摘が出たことを認めたうえで「手続きに不備があったとは考えていない」と答えた。

 古川氏と大学側の主張にずれがあるまま処分を出した点を疑問視する質問も出たが、十分な説明をしないまま会見は打ち切られた。

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