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サッカーのイングランド・プレミアリーグの名門、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のユニホームを巡り、ネット交流サービス(SNS)に苦情が殺到した。今月17日の対戦がその火種で、マンUのユニホームは深緑色、対戦したリバプールは赤色。問題はどこにあったのか。
SNSに数百件
「今季最大の試合で、チームを区別できなくさせた」「ボーンヘッド(間抜け)」――。マンU―リバプールの対戦後、SNSにこんな投稿が相次いだ。海外メディアによると、SNSに投稿された「苦情」は、数百件に及んだという。
原因は「特別ユニホーム」にあった。マンUは今季、アウェーで主に白と黒のしま模様を着用しているが、この日は深緑を採用。この「緑」と、リバプールの「赤」は、色覚障害を持つ人々にとって同じような色に見えてしまい、区別が難しかった。試合を報じた写真を改めて障害当事者に見てもらったところ、東京都内の男性会社員(31)は「マンUのユニホームは黒にしか見えず、同じ濃い色の赤のユニホーム(リバプール)と見分けに…
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