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新型コロナ ワクチン供給、世界混乱 アフリカ、確保苦戦 資金不足/先進国が「囲い込み」

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コロナによる死者が埋葬された墓地を訪れる遺族に対し、消毒を行う医療従事者(左)=ジンバブエの首都ハラレで2021年1月15日、AP
コロナによる死者が埋葬された墓地を訪れる遺族に対し、消毒を行う医療従事者(左)=ジンバブエの首都ハラレで2021年1月15日、AP

 新型コロナウイルスのワクチン確保で、アフリカ諸国が苦戦している。当面は約7億5000万人分の確保を目指しているが、先進国による「囲い込み」や資金不足で実現のめどは立っていない。欧米の大手製薬企業からの入手が難しい中、中国製ワクチン導入に踏み切る国も出ている。

 「多くの豊かな国々が必要以上のワクチンを獲得している。ワクチンが先進国でストックされ、アフリカの私たちがその入手に四苦八苦するのは道徳上の危機だ」。2020年末、アフリカ連合(AU)の疾病対策センター(CDC)所長のヌケンガソン氏は記者会見で危機感をあらわにした。

 AUはアフリカの総人口(約13億人)の6割に2回ずつワクチンを接種しようと、約15億回分の入手を目指している。ただ独自に確保のめどが立ったのは2億7000万回分のみ。ワクチンを共同で確保・購入する世界的な枠組みのCOVAX(コバックス)ファシリティーを通じてさらに6億回分を入手する計画だが、それでも目標には届かない。計画通りに接種すると、費用は90億ドル(約9300億円)になるとの試算もあり、資…

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