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経済記者「一線リポート」

最前線で取材を続ける毎日新聞経済部記者が交代で執筆します。

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リアルと融合、消費者満足追求 ネット企業、実店舗接近

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楽天は西友と連携し、自動配送ロボットの実証実験も行った=神奈川県横須賀市で2020年12月23日、道永竜命撮影
楽天は西友と連携し、自動配送ロボットの実証実験も行った=神奈川県横須賀市で2020年12月23日、道永竜命撮影

 インターネット関連企業が、実店舗を運営する小売業に接近している。楽天は西友に対して出資を決め、アマゾンジャパンも別のスーパーと組んで生鮮品を配送している。「楽天市場」という巨大な商店街をネット上で運営する楽天がスーパーの経営に参画するのは、消費者の満足を追求するにはネットだけでは不十分だと認識しているからだ。ネットとリアルが融合すれば何が起きるのか。

 楽天は楽天市場以外にも、金融や携帯電話など70以上のサービスを国内外で展開し、2020年7月時点の会員数は1億を超える。商品を買ったり、サービスを利用したりすると加算される「楽天ポイント」をてこに会員を増やし、その膨大な購買データを分析。それぞれの会員が欲しがりそうなモノやサービスを紹介して、楽天グループ内で消費を促す手法で規模を拡大してきた。

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