関西空港が「シャッター通り」 インバウンド消失でも、「V字回復」待つしか

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関西国際空港第1ターミナルで休業する店舗が並び、利用者から「シャッター通り」と呼ばれる一角=大阪府で2021年1月21日午前11時48分、鶴見泰寿撮影
関西国際空港第1ターミナルで休業する店舗が並び、利用者から「シャッター通り」と呼ばれる一角=大阪府で2021年1月21日午前11時48分、鶴見泰寿撮影

 世界的な新型コロナウイルスの感染拡大により、関西国際空港(大阪府)は免税店や飲食店の半数以上が休業し、一部が「シャッター通り」となっている。1年余り前までは活況だったインバウンド(訪日外国人)の需要がほぼ消失しているのに加え、緊急事態宣言の再発令で国内線の利用者も激減したためだ。運営会社「関西エアポート」は店のつなぎ留めを図るが、撤退が相次ぐ。ウイルスの変異株の影響で外国人の新規流入は原則ストップし、国内の移動も自粛が続く中、空港関係者は「打つ手がない」とため息をつく。

国際線週1400便が50便に 正午すぎに客4人

 大阪府が緊急事態宣言の対象になって1週間が過ぎた21日正午すぎ。第1ターミナル3階の国際線出発エリアにいた客はわずか4人だった。日本に短期滞在後、マニラ行きの飛行機で帰国するフィリピン人男性たちだ。コロナ禍前は世界各地と結ぶ週約1400便が発着していた関空の国際線はアジアや欧州などとの週約50便に減り、フライトがない時間帯は全店が閉まって静まりかえる。化粧品やブランド品を扱う免税店の一部には「休業」の張り紙もあった。

 3階のレストラン・ショップフロアも休業中の店が目立つ。大阪で短期…

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