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菅義偉首相は28日未明、米国のバイデン大統領と電話協議した。バイデン氏の大統領就任後では初めて。両首脳は日米同盟を一層強化し、「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現に向けて緊密に連携していくことで一致。首相の訪米については、新型コロナウイルスの感染状況を見極めながら、可能な限り早い時期で調整することを確認した。
電話協議は約30分間行われた。首相は冒頭、バイデン氏の大統領就任に祝意を表明。ワクチンの供給を含めた新型コロナ対策や気候変動問題といった国際社会の課題について、緊密に協力していくことを確認した。バイデン氏が4月に開催する温室効果ガスの主要排出国を集めた「気候サミット」に招待すると、首相は「諸事情が許せば参加する方向で検討したい」と応じた。
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