コロナで自宅療養中の90歳母と62歳娘が死亡 「軽症」から容体急変 大阪

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大阪府庁=芝村侑美撮影 拡大
大阪府庁=芝村侑美撮影

 新型コロナウイルスに感染した大阪府枚方市の女性(62)と同居の母親(90)が2020年12月2日、自宅療養中に相次いで亡くなっていたことが、府への取材で判明した。2人はいずれも軽症と診断され、家族の希望で自宅療養していたが容体が急変した。いずれも基礎疾患があり、府は「死因は新型コロナの感染に関連したものではない」としている。

 府によると、2人は女性の夫と息子の4人暮らし。11月下旬に発熱や倦怠(けんたい)感を訴え、PCR検査で陽性が判明し、夫と息子の感染も確認された。相談を受けた枚方市保健所は家族の希望や健康状態を考慮し、自宅療養を認めた。しかし約1週間後の12月2日、2人は相次いで死亡。保健所が当日朝に健康観察の連絡を入れた際は体調の異変を訴えていなかったという。

 府感染症対策課は取材に、「入院を強制することもできず、家族の意向をくんだ保健所の判断はやむを得なかったと考えている」と説明した。【石川将来】

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