「一生楽しく踊ること」 ストリートダンス界のきんさんぎんさんに聞くダンスの魅力
毎日新聞
2021/1/30 14:00(最終更新 1/30 16:10)
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2012年度に義務教育の必修科目となったダンス。子どもの習い事として広がりを見せてきたが、実は、かつてディスコで踊り明かした中高年の「大人の趣味」としても人気が高まっている。年を重ねたからといって、踊っちゃいけないわけがない――。還暦を過ぎても踊り続ける「ストリートダンス界のきんさんぎんさん」に、大人だからこそ楽しめるダンスの魅力を聞いた。
1月中旬、茨城県土浦市のダンススタジオは熱気に包まれていた。大きな鏡の前で力強いステップを踏んでいたのは、立花博美さん(64)と渡部桂子さん(60)。講師の指導を受けながら、リズムに乗って軽快に技を繰り出す。記者は大学時代にダンスサークルに所属していたダンサーの端くれだが、1時間以上踊り続ける体力と、キレのある動きを前に「とてもマネできない」と舌を巻いた。
2人がダンスを習い始めたのは、子育てが一段落した40代。立花さんは子どもが通っていたダンス教…
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