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第94回センバツ高校野球

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仙台育英、東日本大震災の節目の春に「勇気や希望を」 第93回選抜高校野球

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センバツ出場が決まり喜びを表す仙台育英の選手たち=宮城県多賀城市で2021年1月29日午後4時14分、和田大典撮影 拡大
センバツ出場が決まり喜びを表す仙台育英の選手たち=宮城県多賀城市で2021年1月29日午後4時14分、和田大典撮影

 第93回選抜高校野球大会の選考委員会が29日、オンラインで開かれ、仙台育英(宮城)の2年連続14回目の選出が決まった。

 仙台育英は昨秋の東北大会で、花巻東(岩手)などの強豪校を撃破し連覇。東日本大震災から10年となる節目の年の出場に、須江監督は「(同じ宮城から選出された)柴田と一緒に勇気や希望を与えられるような大会にしたい」と語る。強力打線の主軸を担う秋山は自身初の大舞台に、「初めて甲子園に臨むが気負わずに試合を楽しみたい」と喜んだ。

 最終学年で春夏の甲子園が中止に追い込まれた3年生の思いを1、2年生が受け継いだ。練習グラウンドには3年生世代のスローガンが今も掲げられている。主将の島貫は「先輩やいろいろな人の思いを背負って戦いたい」と意気込む。見据えるのは東北勢初の日本一だ。【滝沢一誠】

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