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第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(8月10~29日)の特集サイトです。

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第93回選抜高校野球 東海大菅生に春切符 選手ら吉報に歓喜 /東京

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センバツ出場が決まり喜ぶ東海大菅生の選手たち=東京都あきる野市で、喜屋武真之介撮影 拡大
センバツ出場が決まり喜ぶ東海大菅生の選手たち=東京都あきる野市で、喜屋武真之介撮影

 <センバツ高校野球>

センバツ出場決定を伝えられる東海大菅生の選手たち=東京都あきる野市で、喜屋武真之介撮影 拡大
センバツ出場決定を伝えられる東海大菅生の選手たち=東京都あきる野市で、喜屋武真之介撮影

 第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の出場校が29日発表され、都内から東海大菅生(あきる野市)が6年ぶり4回目の出場を決めた。待望の春切符に選手たちは仲間たちと喜び合った。2月23日の組み合わせ抽選会に続き、大会は3月19日から阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で、観客を入れて開く準備を進めている。21世紀枠4校を含む32校が熱戦を繰り広げる。【林田奈々、李英浩】

 午後3時47分、待ちわびた校長室の電話が鳴った。出場校選出の連絡を受けた峰岸英仁校長が「大変光栄に思います。頑張りたいと思います」と応えた。インターネット中継でも選出が発表され、校内から拍手が起きた。

 そろいのブルーのマスクを着用して校舎の外で待機していた硬式野球部員たちは、峰岸校長から「おめでとう」と伝えられると、声は出さず、マスク越しに笑顔を見せた。続いて若林弘泰監督(54)が「目標は甲子園に出ることではない。東京最強で恥ずかしい試合はできないからな」と激励。部員たちは「はい」と張りのある声で答えた。

 チームは昨年秋の都大会を制した。粘り強い試合運びが持ち味で、終盤の集中打で接戦をものにする試合で勝ち抜いた。1番の千田(ちだ)光一郎(2年)が好機を作り、中軸の堀町沖永(おきと)(2年)、小池祐吏(ゆうり)(1年)らが還すパターンをつくった。8試合のチーム打率は3割8分9厘。機動力も持ち味で53盗塁を記録した。

 左腕の本田峻也(2年)は球の出どころが見えにくいフォームから直球とチェンジアップで打ち取る投球で試合をつくり、リリーフの右腕の鈴木泰成(1年)、千田が後を締めた。

 出場決定を受けて取材に応じた千田は「出塁率10割」、堀町は「打率10割」をそれぞれ選抜の目標に上げた。小池は「スイングスピードをさらに上げたい」と意気込んでいた。本田は「完投・完封し、エースらしいピッチングをしたい」と語った。バッテリーを組む捕手の福原聖矢(1年)は「長打力を伸ばし捕手の仕事もしっかりしたい」と飛躍を誓った。

甲子園、通算6回出場 OBに巨人・高橋投手ら

 男女共学の私立校で1983年に東京菅生として開校。89年に現校名になった。教育方針は自立、自学、自生。特別進学、総合進学の2コースがある。希望者の約9割が東海大に推薦入学する。

 野球部は学校創立と同時に創部。甲子園は96年夏から通算6回出場。2017年夏に4強に進んだ。センバツは97、06、15年に出場した。OBに巨人の高橋優貴投手らがいる。

 吹奏楽部は18、19年に全国大会の金賞を獲得した。

日大三は補欠に 「夏にリベンジ」

 2020年の秋季都高校野球大会で準優勝の日大三は、関東・東京地区の6枠目を争ったが、3年ぶりの選出はかなわず補欠校となった。町田市の同校で知らせを聞いた小倉全由監督(63)は「夏に向けて切り替え、もっと強い意識でやろう」と選手に語りかけた。取材に「この悔しさで大きくなり、どんな相手にも負けないチームにしたい」と語った。山岡航大主将(2年)は「夏にリベンジしたい」と気持ちを切り替えていた。【川村咲平】

〔都内版〕

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