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第94回センバツ高校野球

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第93回選抜高校野球 新庄野球で旋風を “冬”乗り越え3回目(その2止) /広島

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秋季中国地区大会で決勝進出を決めた選手たち。チームワークの良さが光る=島根県出雲市の県立浜山公園野球場で2020年10月31日午後2時46分、中島昭浩撮影 拡大
秋季中国地区大会で決勝進出を決めた選手たち。チームワークの良さが光る=島根県出雲市の県立浜山公園野球場で2020年10月31日午後2時46分、中島昭浩撮影

広がる夢と可能性

 広島新庄に春の知らせが届いた。新型コロナウイルスの影響で部活動が一時制限された20年、チームは春に就任した宇多村聡監督(34)のもと「スモール・ベースボール」を追求。昨秋の中国地区大会は、左右の2投手を軸とした堅守と集中打で、準々決勝から決勝までの3試合を全て1点差で制した。

秋季中国地区大会の決勝で勝ち越し適時打を放った伊永大蔵選手=島根県出雲市の県立浜山公園野球場で2020年11月1日午前11時32分、中島昭浩撮影 拡大
秋季中国地区大会の決勝で勝ち越し適時打を放った伊永大蔵選手=島根県出雲市の県立浜山公園野球場で2020年11月1日午前11時32分、中島昭浩撮影

 140キロ台の速球と縦の変化球を武器とする右腕の花田侑樹投手(2年)から、キレのある球が特徴で「中国地区ナンバーワン左腕」とも評される秋山恭平投手(同)への継投が必勝パターン。打線は中軸を担う瀬尾秀太(同)、藤川蓮(同)の両選手から下位まで切れ目がない。

打線の中軸を担う(左から)藤川蓮選手、瀬尾秀太選手、花田侑樹投手=広島県北広島町で2020年12月23日午後1時21分、中島昭浩撮影 拡大
打線の中軸を担う(左から)藤川蓮選手、瀬尾秀太選手、花田侑樹投手=広島県北広島町で2020年12月23日午後1時21分、中島昭浩撮影

 選手の多くは、センバツの代替大会として昨夏開かれた交流試合で甲子園を経験済み。1番を打つ機会が多い大可尭明(おおかたかあき)主将(同)は「経験も糧に、優勝を目指して戦う。誰よりも多く出塁したい」と話す。

 宇多村監督は「全部員の思いを一つにし、一戦一戦に臨む」と意気込む。大舞台では犠打を中心とした伝統の“小さな野球”に加え、勝負どころでの強攻策など打撃力を生かした多彩な作戦も取り入れていく。紫紺の優勝旗を北広島町に持ち帰る決意だ。【中島昭浩】

 ◆学校プロフィル

OBに永川勝浩さんなど

一塁に送球する繁光力輝選手。堅い守りでチームを支える=島根県出雲市の県立浜山公園野球場で2020年10月31日午後2時45分、中島昭浩撮影 拡大
一塁に送球する繁光力輝選手。堅い守りでチームを支える=島根県出雲市の県立浜山公園野球場で2020年10月31日午後2時45分、中島昭浩撮影

 学校のある芸北地方を治めた戦国武将の吉川元春を顕彰し、1909年に地元有志が創立した私立校。前身は女学校と旧制中学で、太平洋戦争終結後の学制改革により、48年に男女共学の高校となった。2007年に現校名に改め、元春の信条とされる「至誠一貫」などを校訓に掲げる。

 野球部は1928年創部。甲子園は2014年センバツが初出場で、夏の選手権大会も15、16年に連続出場した。OBに永川勝浩さん(元広島)、田口麗斗さん(巨人)、堀瑞輝さん(日本ハム)らがいる。

 20年5月時点の生徒数は398人。スキー部なども全国レベル。広島県北広島町新庄848(0826・82・2323)。


 ◆対戦成績

 <秋季広島県大会>

1回戦

崇徳

  001000000=1

  02003000×=5

広島新庄

2回戦

広島新庄

  23000004=9

  00200000=2

 (八回コールド)

準々決勝

広陵

  1000010=2

  0220203=9

広島新庄

 (七回コールド)

準決勝

西条農

  000000001=1

  00002312×=8

広島新庄

決勝

広島新庄

  100000000=1

  000000000=0

盈進

 <秋季中国地区大会>

1回戦

鳥取西

  00000=0

  00145=10

広島新庄

 (五回コールド)

準々決勝

広島新庄

  000000300=3

  000000101=2

桜ケ丘

準決勝

鳥取城北

  010020000=3

  00011110×=4

広島新庄

決勝

下関国際

  100010000=2

  00110010×=3

広島新庄

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