「死後全額贈与」契約無効 高齢者身元保証のNPO敗訴 名古屋地裁支部判決「暴利にあたる」

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 身寄りのない高齢者の身元保証を請け負う愛知県安城市のNPO法人「えんご会」が、死亡した高齢者との贈与契約に基づいて金融機関に預金の返還を求めた訴訟の判決があり、名古屋地裁岡崎支部は「公序良俗に反する契約で無効」として請求を棄却した。判決は28日付。

 判決によると、同会は2017年1月、安城市社会福祉協議会が運営していた養護老人ホームに入所中の女性(当時81歳)と身元保証契約を結んだ。翌月には「亡くなった時に預金が引き出せなくなり、入院費用や葬儀費用が支払えない」と事実でない説明をし、死後に不動産を除く全財産を贈与する契約を交わした。女性は18年7月に死亡。…

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