第９３回選抜高校野球　中京大中京・県岐阜商に「春」

　第９３回選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力）の選考委員会が２９日、初めてオンラインで開かれ、一般選考２８、２１世紀枠４の出場３２校が決まった。

　選考は４７都道府県高野連が推薦した一般選考１２３校、２１世紀枠９校の計１３２校が対象。過去最多に並ぶ４枠の２１世紀枠には、監督の勤務する特別支援学校と日常的に交流している八戸西（青森）のほか、三島南（静岡）、東播磨（兵庫）、具志川商（沖縄）を選出した。

　一般選考の柴田（宮城）、京都国際、聖カタリナ学園（愛媛）、大崎（長崎）と合わせた８校が、春夏通じて初の甲子園切符を手にした。

　東海３県からは、２年連続３２回目の中京大中京（愛知）と、２年連続３０回目の県岐阜商（岐阜）が選ばれた。

　２月２３日に組み合わせ抽選会があり、大会は３月１９日から１３日間（準々決勝と準決勝翌日の休養日を含む）、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催される。【藤田健志】

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