視覚障害者の美術館モニターツアー 「紙製模型ほしい」助言も 益田グラントワ

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ユニバーサルツーリズムのモニターツアーで、石州瓦を使った外壁を触ってみる視覚障害を持つ参加者たち=島根県益田市有明町のグラントワで2021年1月20日午後2時24分、萱原健一撮影
ユニバーサルツーリズムのモニターツアーで、石州瓦を使った外壁を触ってみる視覚障害を持つ参加者たち=島根県益田市有明町のグラントワで2021年1月20日午後2時24分、萱原健一撮影

 障害の有無や年齢にかかわらず誰もが旅を楽しめる「ユニバーサルツーリズム」。全国で動きが広がる中、島根県の益田市観光協会も環境整備に取り組んでいる。今月20日、同市有明町の県芸術文化センター・グラントワで、視覚障害者が美術を鑑賞するモニターツアーを実施した。「紙製でいいから触って分かる模型がほしかった」など参加者の声に学芸員らは「目からうろこ」。魅力あるツアー実現に向け一歩前進した。【萱原健一】

 同協会は2018年から準備を開始。対象を身体障害者に絞り、市内の身体・視覚・聴覚の障害者3団体に要望を聞くと、観光への関心が高いことや、障害の種類や程度によって必要な対応が千差万別であることなどが分かった。20年夏にモニターツアーの開催をグラントワに提案した。

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