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ワクチン接種 訓練で浮かんだ開始までに解決しておきたい「三つの課題」

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新型コロナウイルスワクチン接種会場運営訓練で接種後に待機する人をケアする看護師=川崎市幸区で2021年1月27日午後1時24分、梅村直承撮影
新型コロナウイルスワクチン接種会場運営訓練で接種後に待機する人をケアする看護師=川崎市幸区で2021年1月27日午後1時24分、梅村直承撮影

 厚生労働省と川崎市が27日に実施した新型コロナワクチンの集団接種を想定した訓練。四半世紀以上、全国一律で行われてこなかった集団接種ゆえに、現場では準備も手探り状態が続く。訓練の現場に足を運んで一連の手順を取材し、接種開始までに解決したほうがよいと感じた「三つの課題」を考えた。【石田奈津子】

訓練は「標準モデル」の位置づけで

 訓練は川崎市の市立看護短期大の体育館で行われた。中規模の体育館で、どこの自治体でも実現できる「標準モデル」として位置づけられ、受付から接種までにかかる所要時間や会場の動線、人員態勢などを検証するのが狙いだ。

 訓練にはエキストラの接種者20人の高齢者のほか、市内の医師3人や看護職5人、市職員など計約60人が参加。接種者は黄色いビブス(ゼッケン付きシャツ)を付け、見分けやすいようになっていた。予診ブースは3カ所、接種ブースは2カ所用意。プライバシー保護のため、仕切り板で囲われていた。

体温「37度5分」以上で接種は見送り

 体育館のドアや窓を開け放した状態で、職員や医師らは、接種者が替わるごとに手指消毒するなどの感染防止対策を講じていた。接種者が待機する椅子は1・5メートル間隔に置かれ、接種者が立つごとに市職員が除菌シートでふいていた。

 訓練が始まると、…

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