ANAとJAL、「紙の時刻表」廃止へ ネット検索多く需要減少

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紙の時刻表の最終号を持つ全日空の地上旅客係員。裏表紙には過去の時刻表が印刷されている=成田空港で2021年1月28日午後5時20分、中村宰和撮影
紙の時刻表の最終号を持つ全日空の地上旅客係員。裏表紙には過去の時刻表が印刷されている=成田空港で2021年1月28日午後5時20分、中村宰和撮影

 日系大手航空会社2社の紙の時刻表がなくなる。全日本空輸は2月からオンライン時刻表に移行し、日本航空は国内線の4・5月号が最終号になる。約70年の歴史を持つ航空会社の紙の時刻表は、会社の規模拡大や運航便数の増加に合わせて内容を充実させてきた。多くの旅客がパソコンやスマートフォンで時刻表を検索するようになり、発行費用や紙の消費量の削減につながり、時代の流れとともに姿を消す。

 えび茶色の航空券サイズの1枚の紙片に「東京13:30発↓大阪16:00着」「大阪17:00発↓東京19:15着」「片道4500円、往復8100円」と記されている。全日空は1954年に最初の時刻表を発行した。東京と大阪を1日1往復するだけと空の旅が特別な時代だった。86年に国際線に進出するなど運航規模を年々拡大し、時刻表は多くの情報を盛り込み、A5判で約70ページに増えた。ダイヤのほかに手荷物の取…

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