現職・八板氏、再選果たす 米空母艦載機離着陸訓練移転に反対 西之表市長選

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再選を喜ぶ八板俊輔氏=鹿児島県西之表市東町で2021年1月31日午後10時15分、白川徹撮影
再選を喜ぶ八板俊輔氏=鹿児島県西之表市東町で2021年1月31日午後10時15分、白川徹撮影

 任期満了に伴う鹿児島県西之表市長選は31日投開票され、米空母艦載機の離着陸訓練(FCLP)移転に反対している現職、八板俊輔氏(67)=無所属=が移転容認の立場の新人で市商工会長の福井清信氏(71)=同=を破って再選を果たした。得票数は八板氏が5103票、福井氏が4959票。投票率は80・17%(前回71・65%)だった。

 米軍岩国基地(山口県)に所属する空母艦載機部隊のFCLP移転先として、政府が約10キロ沖の無人島・馬毛島に自衛隊基地を整備する計画への賛否が問われた。計画公表後初めて反対の民意が示され、政府にとっては痛手となる。計画にも影響を与えそうだ。

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