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日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の事故に備えた広域避難計画をめぐり、大型本棚や多くの座席が固定された茨城県内の図書館・音楽ホールが避難所に予定され、非現実的な避難者数の受け入れを想定していた。毎日新聞の指摘を受けた茨城県内2市の2施設だけでも、収容人数を実際よりも計約3500人、過大に算定していたことが判明。ずさんな計画にひそむ避難所不足は他にも拡大しかねない。
県は2018年、県内で原発の30キロ圏外にある避難所の収容人数を調査。避難生活に適さない「非居住スペース」の面積を除外するなどしたところ、約1万8000人分の避難所不足を確認したが、今回のケースは含まれていない。
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