「子ども家庭福祉」国家資格創設へ 児童虐待に対応 来年度前半に骨格

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厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、竹内紀臣撮影
厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、竹内紀臣撮影

 児童虐待に対応する児童福祉司などの専門性を高めるため、厚生労働省は「子ども家庭福祉」を専門とする新たな国家資格を創設する検討に入った。来年度前半に資格概要の骨格をまとめ、早期の創設を目指す。

 児童相談所(児相)で虐待対応にあたる児童福祉司は国家資格ではなく行政職としての肩書であり、主な任用要件は社会福祉士だった。しかし、その養成課程には、子どもの権利や家庭支援など「子ども家庭福祉」分野の内容が少ないのが問題視されていた。

 新しい資格の取得要件として、国家資格である「社会福祉士」または「精神保健福祉士」の養成課程と共通の基礎科目に加え、新設の専門課程修了が検討されている。すでに両資格のいずれかを取得している人が専門課程を修了した場合に付与される案も出ている。取得方法は、国家試験の合格だけでなく、養成校の卒業と同時に付与する形が検討されている。

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