「辞任ドミノ」与党に痛手 深夜の銀座クラブ訪問、自公「見合い」で広がった傷口

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離党届提出後、記者会見で頭を下げる(左から)自民党の大塚高司氏、松本純氏、田野瀬太道氏=東京都千代田区の同党本部で2021年2月1日午後3時11分、竹内幹撮影
離党届提出後、記者会見で頭を下げる(左から)自民党の大塚高司氏、松本純氏、田野瀬太道氏=東京都千代田区の同党本部で2021年2月1日午後3時11分、竹内幹撮影

 国民に緊急事態宣言下の自粛を求める中で発覚した与党議員による東京・銀座のクラブ訪問問題は1日、公明党の遠山清彦前幹事長代理の議員辞職に加え、自民党の松本純前国対委員長代理ら3人の離党に発展した。自公とも連立相手見合いの小出し対応を続けた結果、傷口を広げた。菅義偉首相にとっては新型コロナウイルス対応に続く「後手」批判を招く結果となり、今後の国会審議や次期衆院選への影響は必至だ。

 「私が1人で訪問したと説明してきたが、実は後輩議員2人と共に訪問していた」。松本氏は1日午後、大塚高司国対副委員長、田野瀬太道副文部科学相と共に党本部で記者団に離党を表明し、そろって頭を下げた。

 松本氏は1月26日、週刊誌電子版に、同18日に都内の洋食店で午後9時近くまで過ごした後、銀座のクラブ2軒を訪れたと報じられた。松本氏はその直後からクラブには1人で行ったと釈明してきたが、この日は3軒目のクラブに3人の他、田野瀬氏の知人女性2人と訪れたとした。

 田野瀬氏は女性2人について「時短要請で苦しんでいる中で、お店にお金を落としたかった」と説明。「(松本氏が)私たち2人をかばおうと『1人で行った』と説明しているのを知っていた。本当に心苦しい思いで日々過ごしていた」とうなだれた。

 もっとも、3人の説明や離党は自発的とは言い難い。…

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