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ミャンマークーデター

ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー氏らを拘束。市民や国際社会からは抗議と批判が相次いでいます。

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国際社会、ミャンマーのクーデター非難 中国は対立解消呼びかけにとどめる

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ミャンマー・ヤンゴンの市庁舎敷地内に停車した国軍車両=1日、ロイター
ミャンマー・ヤンゴンの市庁舎敷地内に停車した国軍車両=1日、ロイター

 ミャンマーで1日起きた軍事クーデターに対して、国際社会からは民主化の後退を懸念する声が相次いだ。バイデン米政権は制裁措置をちらつかせながら、アウンサンスーチー国家顧問兼外相らの釈放をミャンマー国軍に求め、欧州連合(EU)や国連もスーチー氏らの拘束を非難した。一方、中国は対立の解消を呼びかけるにとどめ、米国との温度差が浮き彫りになった。

米国務長官「重大な懸念と警戒」

 ブリンケン米国務長官は1月31日、ミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問兼外相らが拘束されたと報じられていることについて、「重大な懸念と警戒」を表明する声明を出した。ミャンマー国軍に対して、全ての拘束者の釈放を求め、昨年11月の総選挙で示されたミャンマー国民の意思を尊重するよう要請。「米国は民主主義や自由、平和を求めるミャンマー国民に味方する」と強調した。

 ホワイトハウスによると、バイデン大統領はサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)から情勢の報告を受けているという。サキ報道官も声明を出し、ミャンマー国軍らに「民主的規範の順守と、拘束者の本日中の解放」を強く促した。そのうえで、事態が改められなければ「責任のある者に対して行動をとる」と述べ、対抗措置を強く示唆している。

 バイデン氏は、トランプ前政権の「米国第一主義」の外交から国際協調路線への転換を打ち出している。民主主義や法の支配、人権などの価値観を重視する方針を…

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【ミャンマークーデター】

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