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ミャンマークーデター

ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー氏らを拘束。市民や国際社会からは抗議と批判が相次いでいます。

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ミャンマーのクーデター 憲法巡るスーチー氏と軍の確執 元ヤンゴン支局長の解説

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 国軍のミンアウンフライン最高司令官は、とうとうルビコン川を渡ってしまった。民政移管から10年。なぜ今、積み重ねてきた民主化プロセスを逆戻りさせる挙に出たのだろうか。(ジャーナリスト・春日孝之氏=元毎日新聞アジア総局長兼ヤンゴン支局長)

確執の末、意趣返し

 無視できないのは、国軍が少数派イスラム教徒ロヒンギャを巡る問題で、国際社会の猛烈な批判を浴びてきたことだ。ロヒンギャ武装組織への掃討作戦が一般住民を巻き込んだことで「民族浄化」と非難される。

 大量難民発生の引き金を引いたのは武装組織だが、国際刑事裁判所は国軍を国際法違反容疑で捜査し、幹部逮捕もあり得る状況だ。国軍のメンツは地に落ちた。クーデターへのハードルを低くした一因だろう。

 そして…

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【ミャンマークーデター】

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