コロナ下でどう介助する? ボッチャのパラ代表を支える母の真っ赤な手

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補助器具の「ランプ」を組み立て河本圭亮選手(左)との練習に臨む母の幸代さん=東郷町施設サービス提供
補助器具の「ランプ」を組み立て河本圭亮選手(左)との練習に臨む母の幸代さん=東郷町施設サービス提供

 走り込みをしたり、筋力トレーニングをしたりはしない。だが、名古屋市の主婦、河本幸代さん(50)は「アシスタント」として東京パラリンピックの表彰台を目指している。ボッチャで日本代表に内定した長男の圭亮(けいすけ)選手(21)=東郷町施設サービス(愛知県)=を支えている。

 脳性まひなど、パラリンピック競技の中でも重度障害を持つ選手が多いボッチャ。ボールを持ったり投げ入れたりできない選手には、「ランプ」と呼ばれる補助器具を操作するアシスタントの同伴が認められている。圭亮選手は難病の筋ジストロフィーで四肢などにまひがあり、試合では母の力を借りる。

 新型コロナウイルスの感染拡大は、パラ選手に大きな影響を与えた。基礎疾患がある選手には重症化の懸念があるためだ。ボッチャも昨春の「第1波」の際、早々とテスト大会を兼ねた国際大会が中止になった。練習や普段の生活での感染予防には人一倍気を使う。幸代さんは…

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