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大手広告会社を休職、退社… 退路を断った男が懸ける2000メートル決戦

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こぎ手に指示を出すコックスの立田寛之選手(左)=本人提供
こぎ手に指示を出すコックスの立田寛之選手(左)=本人提供

 東京パラリンピックを目指し、ボート混合かじ付きフォア日本代表として練習に励む健常者アスリートがいる。障害の有無に関係なく出場できるかじ取り役「コックス」の立田寛之選手(28)だ。新型コロナウイルスの感染拡大で大会の開催が危惧される中で、あえて広告会社を退社し、人生を懸ける。その思いとは。

 1月8日の緊急事態宣言再発令を受け、神奈川・相模湖での強化合宿が中止された。思うように練習を積めないが、立田選手は体重55キロをキープしている。顔の輪郭もシャープだ。「体重が1キロ増えると、…

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