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熱血!与良政談

長年、政治の裏側を取材してきた与良正男専門編集委員が、永田町に鋭く斬り込みます。

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菅流「自助」の正体=与良正男

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衆院予算委員会で答弁する菅義偉首相(手前)。新型コロナウイルス対策で演台の前には飛沫防止のアクリル板が置かれた=国会内で2021年1月25日午前9時4分、竹内幹撮影
衆院予算委員会で答弁する菅義偉首相(手前)。新型コロナウイルス対策で演台の前には飛沫防止のアクリル板が置かれた=国会内で2021年1月25日午前9時4分、竹内幹撮影

 やはり、これが菅義偉首相の本音なのだろう。

 先週の参院予算委員会で、立憲民主党の石橋通宏氏が新型コロナウイルスの感染拡大で生活に苦しむ人々への対応をただした。これに対し、首相は特別定額給付金を再び支給する予定はないと答えたうえで「最終的には生活保護という仕組みがある」と語ったのだ。

 かねて、首相は「自分でできることは、まず自分でやってみる。そして家族、地域で互いに助け合う。その上で政府がセーフティーネットでお守りする」と繰り返してきた。そのセーフティーネットの柱が生活保護だというわけだ。

 まず自分が頑張れ。子育ても教育も家族の責任だ……。これは別に目新しいものではなく、自民党の伝統的な考え方だ。

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