諏訪湖3季連続御神渡りなし 「明けの海」を宣言 長野・八剱神社

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波立つ諏訪湖を背に「明けの海」を宣言した宮坂清宮司(前列右から3人目)=長野県諏訪市豊田の舟渡川河口で2021年2月3日午前6時55分、宮坂一則撮影
波立つ諏訪湖を背に「明けの海」を宣言した宮坂清宮司(前列右から3人目)=長野県諏訪市豊田の舟渡川河口で2021年2月3日午前6時55分、宮坂一則撮影

 結氷した諏訪湖(長野県)に出現する御神渡(おみわた)りの認定と神事をつかさどる八剱(やつるぎ)神社(諏訪市小和田)の宮坂清宮司(70)は立春の3日朝、今季を御神渡りのない「明けの海」と宣言した。湖は1月には一時全面結氷したが、寒気が続かず解氷。「諏訪大社に納める注進状に『明けの海にて御渡(みわた)り御座無く候』と書きます」と述べた。

 明けの海は3季連続で、平成以降の33年間で24回目。宮坂宮司によると、室町時代中期の1443(嘉吉3)年から残る御神渡りの記録「御渡(みわたり)帳」などから578年間で74回目。江戸時代初期の1600年代は100年間でたった1回しかなかったとされ「かつての冬の諏訪湖は凍って御渡りができることが当たり前だった」と言う。戦後は明けの海が増え始めて37回もあった。

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