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コロナが変えた弔い 感染死、ひっそり遺骨に 家族にもみとられず

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火葬場でひつぎを車から運び出す中島浩盟社長=札幌市清田区で2021年1月22日、真貝恒平撮影
火葬場でひつぎを車から運び出す中島浩盟社長=札幌市清田区で2021年1月22日、真貝恒平撮影

 白い布に覆われたひつぎが、裏口から運び出されると看護師1人が手を合わせて目を閉じた。新型コロナウイルスに感染した女性が亡くなった札幌市内の総合病院。ストレッチャーに乗せられたひつぎは、駐車場に止まっていた葬儀社のワゴン車に移された。

 1月下旬、葬儀社「極楽堂はなや」(同市中央区)の中島浩盟(ひろみ)社長(59)に同行した。ひつぎには、前夜に亡くなった90代女性の遺体。女性の遺族から火葬の依頼を受けていた中島社長はワゴン車のバックドアを静かに閉めると、ゆっくり車を走らせた。

 1年前だったら、別の病死だったら、女性は家族に見守られ息を引き取ったかもしれない。病院内の遺体安置所に移され、遺族が待つ自宅、通夜や葬儀が営まれる会場に運ばれたかもしれない。

 しかし、流れは違った。…

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