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旧優生保護法を問う

旧優生保護法下で不妊手術を強制された障害者らの記録に関する毎日新聞の全国調査で、強制手術を受けた人の約8割に当たる1万2879人の資料が確認できなくなっていることが判明した。「記録のない被害者」をどう特定し、救済につなげるか。

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強制不妊、5件続けて敗訴 判決要旨 /北海道

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判決要旨

 旧優生保護法を巡る4日の札幌地裁判決の要旨は次の通り。

 <主文>

 原告の請求をいずれも棄却する。

 <不妊手術>

 原告女性は1981年に妊娠した。原告側は親族が知的障害を理由に出産に強く反対し、夫が手術の同意書への署名を迫られ、女性が同年6月12日に不妊手術と人工妊娠中絶手術を受けたと主張する。しかし医師の意見書や手術痕の写真など、女性が不妊手術を受けたと裏付ける客観的な証拠は提出されていない。

 女性が中絶手術を受けた後に妊娠しなかったとしても、不妊手術以外に原因が考えられないというものではない。他にも証拠は見当たらず、女性が不妊手術を施されたとは認めるに足りない。

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