米国・民主主義のいま 東大教授(政治思想史)宇野重規氏に聞く/上 無力感で陰謀論拡大

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米連邦議会議事堂に乱入するトランプ支持者=2021年1月6日、ロイター
米連邦議会議事堂に乱入するトランプ支持者=2021年1月6日、ロイター

 民主主義の危機だ。バイデン米大統領の就任式は、トランプ前大統領の支持者による連邦議会議事堂乱入事件を受け、州兵が会場周囲を固める異例の厳戒態勢で行われた。民主主義の旗手であった米国がなぜこんなことになったのか。日本、そして世界はどのように民主主義を守っていけばいいのか。新刊「民主主義とは何か」の著者で、政治思想史が専門の宇野重規東大教授(53)に聞いた。前編は、米国を中心に論じる。【聞き手・國枝すみれ】

 ――トランプ支持者は暴力で選挙結果を覆そうとしました。米国は衆愚政治に陥ってしまうのでしょうか。

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