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旧優生保護法を問う

旧優生保護法下で不妊手術を強制された障害者らの記録に関する毎日新聞の全国調査で、強制手術を受けた人の約8割に当たる1万2879人の資料が確認できなくなっていることが判明した。「記録のない被害者」をどう特定し、救済につなげるか。

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強制手術否定「原告冒とく」 弁護団、札幌地裁判決を批判

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 旧優生保護法を巡る国賠訴訟で、原告敗訴を言い渡した4日の札幌地裁判決。証拠不足を理由に不妊手術の事実や中絶手術の強制性を否定し、違憲性には全く触れなかった。約40年、子の位牌(いはい)に手を合わせてきたという原告。「我が子を奪われた悔しさを問いたい」。そんな思いで臨んだ判決は事実上の門前払いだった。

 「今でも悲しい、悔しいです」。2018年6月の提訴時、北海道内に住む女性(77)はこう語った。19年8月に亡くなった夫(当時82歳)も「旧法がなければ親族が妻に手術を勧めてくることはなかった」と悔しさをにじませた。

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