「性的暴行や虐待など存在しない」 中国、新疆ウイグルでの人権侵害批判に反発

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街頭に設置された複数の監視カメラが車両や市民を常時撮影している=中国・新疆ウイグル自治区カシュガルで2018年2月、林哲平撮影
街頭に設置された複数の監視カメラが車両や市民を常時撮影している=中国・新疆ウイグル自治区カシュガルで2018年2月、林哲平撮影

 中国政府が、新疆ウイグル自治区での人権問題を巡る国際社会の批判の高まりにいらだちを募らせている。中国外務省の汪文斌副報道局長は5日の記者会見で、ウイグル族女性への人権侵害についてフィンランドのマリン首相が非難したことを問われ、「偽情報と偏見に満ちた報道に惑わされるべきではない」と言明。「新疆は開放されており、誰でも歓迎するが、人権の旗印を振りかざした有罪推定式の調査なら受け入れない」と強く反発した。

 英BBCテレビは新疆ウイグル自治区の収容施設で収容者に対する組織的な性的暴行が行われていたと報じた。この報道を踏まえ、マリン氏は3日のツイッターへの投稿で「国際社会は、人権を踏みにじり少数派を抑圧する中国の政策に目をつぶるわけにはいかない。人権は2国間、多国間の協議の中心にあるべきだ」と指摘。英仏なども、新疆における人権侵害の実態について国連など第三者機関による調査の受け入れを求めているが、中国…

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