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未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、JR東海は6日までに、工事期間中に山梨県側に流出する湧水(ゆうすい)の総量を500万トンと予測した新資料をまとめた。7日に開催される国土交通省の第8回有識者会議(座長、福岡捷二・中央大研究開発機構教授)で提示する。【山田英之】
これまでの県との協議で、JR東海は工事期間中、掘削によってトンネル内に湧き出た水が県外に流出することを認めていた。工事による流量の減少を懸念する大井川流域の住民や県は、県外流出の総量を明確に示すように求めていた。
国交省の有識者会議でも県外流出量は焦点になっていた。2020年12月の第7回有識者会議後の座長談話で「山梨県側へのトンネル湧水流出量の評価はJRで検討中であると報告があり、次回議論する」とされた。
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