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「これまでに経験したことのない売れ行きです。特に1回目のロックダウンが解除された後の夏は、忙しすぎて手が回らないほどでした」。ベルギーの首都ブリュッセル中心部で、自転車専門店「ベロフィクサー」を経営するアモル・ミスティアンさんは振り返る。
新型コロナウイルス感染が拡大するなか、電車やバスなど公共交通機関の利用を避けたり、近場でレジャーを楽しんだりする人たちが自転車を買い求めている。
ベルギーは2020年11月上旬から2回目のロックダウンに入ったが、同店は予約制で「密」状態を避け、販売を続けた。大きな荷物や子どもを乗せられるタイプも人気で、「若い世代はどんどん自動車から自転車に乗り換えています。交通渋滞から解放されますし、何よりも自動車より自転車の方が楽しいですからね」。
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