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松尾貴史のちょっと違和感

放送タレント・松尾貴史さんのコラム。テレビから政治まで、「違和感」のある話題を取り上げます。

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松尾貴史のちょっと違和感

政治家の銀座クラブ問題 うその釈明、見くびられた国民

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松尾貴史さん作
松尾貴史さん作

 行政からの時短要請で、東京・銀座のナイトクラブですら、埋め合わせにもならない時間帯の昼間から開店して、ほとんどの店が本来の稼ぎ時が始まる20時で完全閉店しており、酒類の提供はそれより1時間前に終えるという。これでは何のために営業しているのかわからない形を取らざるを得ない状況だ。

 そんな中で、閉まっているはずのクラブで、自民党の松本純元国家公安委員長と公明党の遠山清彦前幹事長代理がそれぞれ、深夜まで盛り上がっていたようだ。その前にはホステスさんとの同伴食事もあったという。そして、言い訳として「陳情を受けていた」と説明していた。潔く「我慢ができず夜遊びしました」と認めれば、その部分は酌まないでもないが、こんな白々しい理由で切り抜けられると踏んでいたわけで、国民も見くびられたものだ。

 松本氏は別の2議員とも一緒にいたのに「ひとりだった」とうそもついていた。「後輩をかばってやった」という人情で自分のうそを正当化していたのだろう。自民党本部も発覚してから調査をしたのかすら疑問だ。そして、先輩にかくまってもらった田野瀬太道、大塚高司両衆院議員は、バレないように息を潜めていたのだ。何という低劣な集団なのか。3議員は「党に迷惑をかけた」と離党はするが「国民に迷惑をかけた」とは思っていな…

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