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増え続ける死者 救命率改善を上回る重症者急増 医療現場追いつかず

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新型コロナの重症患者を受け入れているかわぐち心臓呼吸器病院=埼玉県川口市で2021年1月28日午後4時27分、島田信幸撮影
新型コロナの重症患者を受け入れているかわぐち心臓呼吸器病院=埼玉県川口市で2021年1月28日午後4時27分、島田信幸撮影

 新型コロナウイルスによる死者の増加が止まらない。今月3日には全国で過去最多の120人の死亡が確認され、累計で6000人を超えた。人工心肺装置「ECMO(エクモ)」を使う医師で組織する「エクモネット」によると、重症者の救命率は上がっているものの、重症者数が爆発的に増え、現場の努力が追いつかない状態が続いているという。竹田晋浩代表は「医療の能力の限界を超えつつある」と危惧する。

 エクモネットがまとめた全国約600病院のデータによると、コロナの重症患者に人工呼吸器を装着した場合、「第1波」(昨年2~6月)における救命率は74%だったが、「第3波」(昨年12月~今年1月21日)では79%に上昇した。

 新型コロナは重症化すると肺に微小な血栓ができて呼吸機能が低下する特徴があるが、患者をうつぶせにして人工呼吸器を使うと血栓を避けて酸素を供給できることが、多くの治療を経験するなかで分かるようになった。そうした対応を重ねることで救命率が上昇しているという。

 それに伴い、人工呼吸器を使用していた患者のうち、重篤化してエクモに移行するのは「第1波」では4人に1人だったが、「第3波」では…

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